秩鉄名物のデキが牽く鉱石貨物列車

　秩父鉄道を走る鉱石貨物列車を、波久礼駅先の矢那瀬と樋口駅先の定番真横で撮りました。JRではコンテナ輸送が殆どになってしまった鉄道貨物輸送ですが、秩父鉄道では真っ黒な車体に滑り軸受けのスリーピース、アーチバーのTR41系台車を履いたヲアカー編成が現役で活躍中。

　車体重量50トンの箱型電機、秩鉄名物のデキが牽く鉱石貨物列車の編成重量は1000トン！ 牽引するデキ100形は形鋼組み立て枠の無骨な台車と角張った車体が魅力の昭和製の箱型電機。新緑が眩しい季節だけど、この日は生憎、地味な貨物列車に似合った曇り空でした。